私の友達が、クラス会に行きました。
高校三年生の時のクラス会です。
たった5人のクラス会でした。
いつものメンバーです。
高校の3年生の同じクラスのメンバーです。
現役の高校三年生の時より、クラス会で会ってからの方が話しています。
大切な同級生たちです。
家族に
「この前の11月に行ったから今回は行かなくてもいいでしょ」
と言われながらの参加です。
「次は、誰か死んでいるかもしれないから」
と言ってきました。
それも冗談ではない年になりました。
乾杯はビールにしました。
目の前で薬を飲んいる同級生を見て
「何の薬?」と聞くと
「血圧と腰とひざ」と言って薬を飲んでいます。
それで、2杯目からは、ウーロン茶にしました。
尿酸値が高かったのを思い出したからです。
男前の店員さんがいました。
外人でした。
ネパールから来ているそうです。
「ネパール語で愛ラブゆーは、何て言うんだろう」
残念ながら忙しそうだったので聞けませんでした。
同級生は、インドの話をしていました。
「インドは、家にトイレがなくて、近くのしげみでするんだ。そのトイレのない小屋がある人は、住民票があるからましで住民票のない路上生活者がいっぱいいる」
と言っていました。
東京でうどんを食べた話をしていました。
まずいと言って友人の奥さんに嫌われた話です。
友人の奥さんに
「美味しいうどん屋さんがあるの」
と言って連れていかれた東京のうどん屋さんで
つい
「四国の人間がこんなまずいうどんが食えるか」
と言ってしまったらしいのです。
それから、その奥さんに凄く嫌われてその友人は、
「あんな人がおるところには、行ったらいかん」
と言われてクラス会も同窓会もこれなくなってしまった話です。
それどころかその友人とは、ずっと会えなくなってしまったそうです。
「何で嘘でも美味しいねと言ってあげなかったの」
と聞くと
「東京への憧れと嫉妬でまずいうどんが許せんかったんや」
と言っていました。
田舎者の複雑な心理があったようです。
そうこうしているうちに楽しい時間は一瞬でした。
あっという間に時は、過ぎ去りましたが、玉手箱のお土産は、貰わずに帰りました。
教えてあげる
時は、一瞬
教えてください
楽しかったこと
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