私の友達は、グルメです。
友達の友人もグルメです。
美味しい店や、おもしろい店へ行きます。
先日は3人で、お寿司の食べ放題に行きました。
東京神楽坂の「寿司アカデミー」というお店です。
男性2人は税抜きで一人3,780円。
友達は女性なので税抜き3,380円です。
ランチだったらもう少し安かったのに、残念!
時間は120分制です。
席でお寿司を注文する食べ放題です。
グルメの友人が、ネットで予約しました。
もちろん口コミも調べました。
・「1名が1回で注文できるのは10貫まで」と決められています。
・1回注文したら注文したすべての注文した品が全部届くまでは次の注文ができません。そこで、全部届く前に次に注文するお寿司を注文票を書いておきます。
・お店の方々は、終始忙しい状態です。注文票を渡すタイミングも逃してはいけません。最後の1品をもってきてくれたら、それと交換で注文票を渡してしまいましょう。
・「必ず同じ寿司を人数分頼む」ということであれば、ほとんどの場合いっぺんに持ってきてくれますので、注文の回転率を上げることができます
・飲み放題メニューとは別にフリードリンクがついています。
・メニューは少ないですが一品料理も食べ放題に入っています。
3人で傾向と対策を検討し戦略を練り上げたかどうかはわかりません。
とにかく事前に打ち合わせはしました。
お店に入って席につくとタッチパネルが設置されています。
あれ! 紙じゃない!!
注文票じゃなくなっています。
口コミ情報がどこまで使えるのかわかりませんが
120分1本勝負は始まっています。
大急ぎで注文します。
「1名が1回で注文できるのは10貫まで」は本当みたい。
まずは、みんなが大好きなサーモン、あぶりサーモン、ウニ、イクラ。
4種類で30貫注文しました。
食べ放題に寒さや冷えは禁物。
茶碗蒸しを注文します。
温かいお茶は飲み放題。
お寿司のねたはどれも新鮮で美味!
いつも行っている100円の回転ずしとは比べ物になりません。
ウニだけ食べるお客さんなら簡単にモトがとれそうです。
ホタテ、アカえび、穴子、かにみそ、あん肝…。
どんどん注文して、どんどん食べます。
グルメの友人が
「茶碗蒸し旨いなぁ。関東は煮穴子なんだね。これも旨い。」
といいながら舌鼓をうちます。
もう一人の男の子は
「美味しいけど、お茶で流し込んでいく感じ。」
と格闘状態です。
友達も必死のパッチで食べまくります。
気が付くと男の子たちは唐揚げとイカリングを食べています。
「あんた達、なんで唐揚げ食べているのよ!」
「唐揚げじゃないよ。たらの唐揚げだよ。…。あっ、唐揚げだねぇ。」
油もの食べたら満腹感が増すじゃない。
私は必死で食べているのに。
能天気な男の子たちにちょっぴり腹が立ちます。
最後になって手巻き寿司がきました。
これで友達は撃沈しました。
デザートの杏仁豆腐は美味しくいただきました。
あとは沈黙。
すべての血液が胃に集結している感じです。
眠いです。
「コーヒー飲む?」
とグルメな友人が聞いてくれます。
友達は首を振ります。
胃の中はいっぱいで、もう一滴の水も入らないのです。
どうしてまだ何か胃に入れることができるの!?
友達は戦い切ったのです
グルメな友人は私たちのことを「戦力にならない」と思ったでしょう。
でも、もうダメです。
友達は26貫くらい食べたのです。
これ以上食べたら死んじゃう。
友達はすぐに帰宅して、すぐに就寝しました。
翌日もお腹が空きませんでした。
いつもは、昼に食べ放題に行っても夜ご飯は普通に食べていました。
ところが今回は違いました。
よく食べました。
翌日も食べられないほどに!
今回の食べ放題で友達はシャリの価値に気づいたそうです。
シャリの味付けではなく握り方の話です。
「寿司アカデミー」は、おにぎりの上に美味しいネタがのっている感じだった。
それはそれで美味しかった。
シャリだけなら「くら寿司」のほうが美味しかった。
そういえば以前TVで見ました。
「くら寿司」のシャリを握るのは、「寿司ロボット」 で、均一なシャリが出来上がります。
ゲストの寿司職人さんがうちの新米の職人より上手いって言ってたような気がします。
「寿司アカデミー」は母体である、東京すしアカデミーの卒業生が働いているそうです。
だから仕方ないかな。
本当は食べ放題用にシャリを圧縮していたのかもしれませんね。
教えてあげる
食べ放題は元を取ることを考えないほうがおいしい
教えてください
美味しい食べ放題
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