私の友達は、団地に住んでいます。
集合住宅に住んでいると騒音問題に悩まされることが多くあります。
友達の家は、4階建ての最上階で、隣が高齢のご夫妻、反対隣りが空室です。
そのため、特に騒音のトラブルもなく静かな生活を送っていました。
最近になって空室だった反対隣りにファミリーが引っ越してきました。
小学生の男の子が2人いるようです。
すると、ときどき足音や話し声が聞こえてくるようになりました。
「うちも子どもが小さい時は近所に聞こえていたんだろうな」
と思いました。
文句を言うこともなく見守ってくれたご近所さんに、感謝です。
友達のところは一人娘です。
男の子たち二人よりは、静かだったかもしれません。
その一人娘は、普段は東京の大学に行ってます。春休みになってその娘さんが帰省しました。
いつもは静かな家の中も華やぎます。
いつもは食べない夜中のおやつを家族そろっていただきました。
おやつを食べて台所で後片付けをしていました。
帰省した娘が、後ろをピョンピョンうさぎのように嬉しそうに飛び跳ねて廊下へ消えていきます。
「もう大学生なんだけど、やっぱり子どもだなあ」
と思って食卓の上を見ました。
夜中のおやつがまだたくさん残っているはずでした。
あれ、黒糖わらび餅が一つ残らず無くなっています。
明日のために残したはずです。
「おやつがすべて無くなっている!!」
そう気づいた瞬間、友達は、
「あー!!!」
と大声を出してしまいました。
今は、真夜中です。
教えてあげる
真夜中はお静かに
教えてください
団地で上手に住むコツ
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